Googleカレンダーを開いたら、身に覚えのない予定や参加依頼が入っていた。そんな経験はありませんか。仕事の予定と一緒に表示されるため、「アカウントを乗っ取られたのでは」と不安になる人もいます。
知らない予定が届く原因は、第三者からのカレンダー招待や、Gmailに届いたメールを予定として自動追加する設定などです。すべてがアカウント乗っ取りを意味するわけではありませんが、何度も届く場合は放置しない方が安心です。
- Googleアカウントからの招待なら、パソコン版Googleカレンダーで予定を開き、主催者をブロックします。
- ブロックした相手からの今後の招待は届かなくなり、表示中の予定も自動的に削除されます。
- Googleアカウント以外の相手は、Gmailで送信者をブロックするのが基本です。
- 知らない人からの招待全般を減らすには、「知っている送信者からの場合のみ追加」に変更します。

Googleカレンダーに知らない予定が入る主な原因
第三者がカレンダー招待を送っている
メールアドレスを知っている相手は、Googleカレンダーから予定への招待を送れます。営業案内や宣伝、実在する予定に見せかけた迷惑な招待が届くこともあります。予定のタイトルだけで判断せず、主催者のメールアドレスや本文に不自然なリンクがないか確認しましょう。
Gmailのメールが予定として追加されている
航空券やホテル、予約確認などを予定に追加する便利な機能があります。一方で、迷惑メールや身に覚えのないメールまで予定化されると、カレンダーに知らない予定が増えたように見える場合があります。
共有カレンダーや過去の連携が残っている
家族や職場で共有しているカレンダー、以前使っていたサービスとの連携が原因のこともあります。予定の主催者が自分の知らない相手ではなく、共有カレンダーの名前になっている場合は、カレンダーの登録状況や共有相手も確認します。
新しい「ユーザーブロック機能」とは?
Googleは2026年8月18日、迷惑なイベント招待を減らすため、Googleカレンダーで特定のユーザーをブロックする機能の提供を開始しました。順次展開されるため、アカウントによってはすぐに表示されない場合があります。
この機能で相手をブロックすると、その人から今後送られるGoogleカレンダーの招待を受け取らないようにできます。Googleの案内では、ブロックした相手の現在のイベントは自動的にカレンダーから削除されます。
対象は個人のGoogleアカウントだけではありません。Google Workspaceの利用者やWorkspace Individualの契約者にも順次提供されています。
パソコンで知らない予定の主催者をブロックする手順
- パソコンでGoogleカレンダーを開き、知らない予定をクリックします。
- 予定の詳細画面で、その他の操作メニューを開きます。
- 「[主催者名]をブロック」または同じ意味の項目を選びます。
- 確認画面が表示されたら、ブロックを確定します。
Googleカレンダーの公式ヘルプでは、現在このブロック操作はパソコンから行う案内になっています。スマートフォンで項目が見つからない場合は、無理に探し続けず、パソコンのブラウザで確認してください。
本当に迷惑な招待か、仕事や家族からの予定ではないかを確認してからブロックしましょう。ブロックすると、Googleカレンダー以外のGoogleサービスにも影響する可能性があります。
ブロックとスパム報告はどう使い分ける?
同じ相手から繰り返し招待が届くなら「ユーザーをブロック」、明らかな迷惑イベントをGoogleに知らせたいなら「スパム報告」を検討します。単に予定を削除するだけでは、相手からの次の招待を止められない場合があります。
予定の中にあるURLを開く必要はありません。確認のためにリンクをクリックするより、主催者と予定の内容を見て、不要なら削除・報告・ブロックの順に対処する方が安全です。
知らない相手からの招待を減らす設定
今後、知らない人からの予定を自動的に表示したくない場合は、カレンダーの設定を見直します。
- Googleカレンダーの設定を開きます。
- 「全般」から「予定の設定」を選びます。
- 「カレンダーに招待状を追加」の項目を開きます。
- 「送信者が既知の場合のみ」を選びます。
「既知の送信者」には、連絡先に登録された相手、同じ組織の相手、過去にやり取りした相手などが含まれます。この設定にすると、知らない相手の招待が自動で予定に入りにくくなります。
相手がGoogleアカウントではない場合
相手がGoogleカレンダーのユーザーではなく、メールで予定作成用の案内を送っている場合は、Googleカレンダー側のユーザーブロックが使えないことがあります。その場合は、Gmailで送信者をブロックし、迷惑メールとして報告します。
また、共有カレンダーの権限を持っている相手をブロックしても、共有カレンダーへのアクセス権そのものが削除されるわけではありません。職場や家族の共有カレンダーであれば、管理者に権限の見直しを依頼する必要があります。
ブロック後に注意したいこと
- ブロックはGoogleアカウント全体のブロックリストに反映され、Google ChatやDriveなどにも影響する場合があります。
- 過去の招待や、別の共有設定による通知が残る場合は、予定や共有設定を個別に確認します。
- ブロックを解除したい場合は、Googleアカウントのブロックリストから相手を削除します。
- 迷惑な予定の中にあるリンクや添付ファイルは、確認のために開かないようにします。
よくある質問
知らない予定が届いたら、アカウントは乗っ取られていますか?
知らない予定が届いただけで、乗っ取りと断定はできません。招待機能や自動追加設定が原因のこともあります。ただし、見覚えのないログイン通知、パスワード変更通知、送信済みメールの異常もあるなら、Googleアカウントのセキュリティ診断とパスワード変更を早めに行います。
スマートフォンだけで相手をブロックできますか?
新しいユーザーブロック機能について、Googleの公式ヘルプはパソコンで予定を開いて操作する手順を案内しています。スマートフォンで表示されないときは、パソコン版のGoogleカレンダーを使用してください。
ブロックを解除すると、削除された予定は戻りますか?
ブロック解除後に過去の予定が自動で戻るとは限りません。必要な予定だった場合は、相手に正しい招待を再送してもらうなど、内容を確認して対応します。
まとめ
Googleカレンダーの知らない予定は、招待やメールの自動追加、共有カレンダーなどが原因で表示されます。繰り返し届く場合は、パソコン版Googleカレンダーで主催者をブロックし、あわせて「送信者が既知の場合のみ」の設定も確認しましょう。
新機能は順次提供されているため、今は項目が表示されなくても、後日使えるようになる可能性があります。Googleアカウント以外の相手からのメールはGmailでブロックするなど、相手と経路に合わせて対処することが大切です。


